2021年4月30日発売
1999年発売のニンテンドー64用ソフト『ポケモンスナップ』の続編
新要素をもりもり盛ってあの頃の子どもたちも今の子どもたちも楽しめるよう考えられた一作。
わいはあの頃の子どもたち。
プレイ時間約19時間
総評:好き
懐かしいけど新要素、と新コース、switchのグラフィックで前作とは違う良さを見せてきてる。
いくつかは前作のほうが面白かったと思う要素もあったけど、総評として満足のいく出来のゲーム。
前作を知ってれば懐かしいしとても楽しい。
しかし、ゲームの本筋は完全新作ストーリーなので前作を知らなくても楽しめるし、switchのオンラインストアで前作が配信されてるらしいので今作で興味を持ててグラフィックもこだわりがなければ前日談としてあそんでみるのも2度おいしくていいと思う。オススメできるよ。
購入のきっかけ
もともと小学生のころに64のポケモンスナップを死ぬほどやってたからその面白さを期待して発売と同時に購入した。
だって64のポケモンスナップ面白かったんだもん。
てか22年ぶりなのねドン引き…。そりゃ僕も年取るわ。
え、22年???成人しちゃう…。
いい点
- ライバルキャラ
- 前作とのつながり
- 昼コースと夜コース
ライバルキャラ
ライバルキャラといっても実際本流のポケモンシリーズのようにバトルをするわけではないし、写真の点数を競うわけでもないので主人公と同じ立場の単なるわき役に過ぎないが、前作が基本的にトオルとオーキド博士の1対1だったのに対して登場人物が増えることにより大きくストーリーの面で厚みを出してきている。
また、これらのキャラからの情報という形でリクエストというミッションが発生する。
ちなみにリクエストはストーリーとは関係のないやりこみ要素だよ
前作とのつながり
ポケモンの作品は1話完結の物が多く、ストーリーが連続しているものはそう多くない。
このゲームも僕は前情報一切なしでプレイしていたので最初はシステムだけ持ってきた全く新しいポケモンスナップなのかなと思っていたがゲームを進めていくとナチュラルにトオルが登場。
64の時代から時がたった世界なんだなってわかるのがなんだかより親近感がわいてよい。
たぶん64の頃僕はトオルより年下だったと思うんだけど今は僕の方が年上に見えるという若干の寂しさも感じる…。
昼コースと夜コース
同じコースでも昼と夜のステージが用意されている。
そのうえさらにステージレベルも複数用意されている。
それぞれで微妙に登場ポケモンが変わってたりするので日中活動するポケモンや夜活動するポケモンなど生態系が表現されているのが面白くてよい。
悪い点
- ポケモンの反応が薄い
- リクエストが難しすぎる
- コースの調査レベルが上げづらい
ポケモンの反応が薄い
64だとリンゴをいっぱい投げてあげるとヒトカゲたちがめっちゃ喜んでくれたり逆にイヤイヤボール(っていうポケモンが嫌がるガス的なものが出るボールがあったんよ)をぶつけまくると威嚇されたり、イヤイヤボールをコイキングに大量にぶつけるとギャラドスに進化したりというギミックが用意されてたけど、今作はほぼ無反応。
餌を投げてもスルーされることの方がおおいし当ててもちょっとぴくっとするくらい。
そのほかのメロディなども反応してくれるポケモンは多くなく、プレイヤーの影響力が無いのがつまらない。
リクエストが難しすぎる
リクエストの内容が抽象的だったり、クリアするのに運が必要だったりで攻略をみないでクリアするのはまず無理だと思う。
お題の写真を撮るという題材は面白いだけにもっとわかりやすくしてくれたほうが遊びやすかったのにと思う。
コースの調査レベル上げがつらい
シンプルに作業。
普通のコースなら複数ポケモンが出るのでまだいいが、イルミナスポットは登場するポケモンがとくに少ないのでまじで回数こなすしかなく作業感がつらい。
プレイするには
僕はこれは実店舗が売り切れだったのでダウンロードで買った。
同じようにダウンロードか店舗かネットショップかたぶん手に入れるのはかんたんだと思う。
面白いしおすすめだけど、合わないかも!と思う場合は中古とかでパッケージ版買うのが良いと思う。
いざというとき売れるから。