荒野と口笛のRPG2作目。でもおそらくワイルドアームズシリーズの中で最も力の入ってる作品だろう。
1999年発売のシリーズ2作目。
三大RPGの一つに数えられるワイルドアームズシリーズ。
特撮を意識したキャラデザイン。オープニングとエンディングがあるという番組感を非常に意識しており他のゲームとは一線を画している。
またシリーズ通しての特徴だが西部劇のような独特な音楽は聞く価値あり。
実は大昔に実況プレイを取ってたり(笑)
評価:好き
結論からいうと好き。
王道な盛り上がり方をするストーリーなんだけど、決して勧善懲悪ではない。
それぞれの事情や考えがあってこの結論に至っているというのが描かれててそして最後はそれぞれの日常に戻っていくっていうのがエモい。
当時エモいなんて言葉はなかったけど(笑)
キャラと気が合わなくてもやっとする部分もあれどメインの3人はみんな好感が持てて最後まで駆け抜けることができた。
プレイ時間は41時間
購入のきっかけ
中学校の友達がワイルドアームズシリーズがよいよいと非常にうるさかった(後で確認すると彼女は3しかやってなかった。シリーズとは??)
その推しの強さに初めて買ったのがWILDARMS アルターコードF。
2じゃないんかーい。
アルターコードFがめちゃんこ面白かったのでその勢いで買ってきたのがこのWILDARMS2だったってわけ。
たぶん中古ショップで買ってきたとおもう。値段は記憶にない。
良い点
- オープニング、エンディング
- 特撮を意識した演出
- キャラの名前が変更できる
- ストーリー
オープニング、エンディング
ゲームを始める前ではなく続きから(若しくは初めから)を選んでから流れるオープニング。
セーブしてゲームを終了すると流れるエンディングがアニメや特撮の番組感があって非常に僕は好き。
オープニングは毎回しっかり見てた。
アニメーションには非常にお金がかかっていたとの噂を聞いたことがある。
ちなみにディスク1と2で曲と映像が違うので2クール目が始まった感があってそれもまた良いものですな。
僕は2期のOPが特に好き。
特撮を意識した演出
昔弟がはまっていた某ウルトラマンを思い出しますな。
主人公も変身するし。
主人公が変身するのはちょっととっつきづらいかも―って個人的には思ってたけど慣れれば全く気にならなくなってむしろ火力につながるので今思えばいいアクセントになっていた。
キャラの名前が変更できる
まあ、主人公の名前を変更できるゲームはこのころ結構多かったよ。
FF7も変えれたしね。
しかし、脇役たちの名前まで変えれるゲームはなかなかない。
2周目にアニメキャラの名前でやってみると結構面白いと思う。
僕は1周目に北斗の拳縛りでやって非常にシュールなことになった。正直めっちゃくちゃ面白いけど人間関係がめっちゃ複雑になった気がした(気のせい)ので1周目は無難にデフォルトネームでやるのが良いと思う。
ワイルドアームズ2やってる人とキャラの話になったときマジでお互いが誰について話してるのか全くかみ合わなかったから。
ストーリー
ストーリーがいいのは当たり前じゃろ。
ワイルドアームズぞ??
…。
これで終わると味気ないのでちょっとだけ。
まず、前作とはかかわりがないので今作からでも問題なく遊べる点は良い点。
それぞれの立場の違いによって見えるものの違いが世界をちょっとずつ複雑にしてるんだなって思う作品かな。
見えすぎるゆえに見えない人もいて。
ただ、誰かを思う気持ちがその人を生かすことになる。素敵だなって思った。
悪い点
- 隠しボスがあんまり隠れてない
- 戦闘のテンポが悪い
隠しボスがあんまり隠れていない
隠しボスがこのゲームには全12体いるんだけど、わりとストーリー中に寄り道とかすると鉢合わせることがある。
僕は普通にストーリーの続きかと思ってよっていったらぼっこぼこにしばかれた。
もっとちゃんと隠れておいて…。
その一方でちゃんとした手順を踏まないと出てこない隠しボスもいる。
かくれんぼのうまい下手がわかれてる
戦闘のテンポが悪い
隠しボスが~っていうのは半分冗談みたいなとこあるけど、これはガチでテンポがわるい。
攻撃モーションに移るのもダメージが入るのもなにもかもロードでもしてんのかって思うくらい遅い。
ソシャゲやりながらやるのがちょうどいいくらいにスローな戦闘。
まあ適当なソシャゲをやってれば気にならないよ
今からプレイする場合
PS3、Vitaがあるならゲームアーカイブスでダウンロード可能。
PS2、PSがあるなら現品を探してみるのもいいかもしれない。
2023/2/21からPS4、PS5でも遊べるらしいのでハードを選ばず遊べるだろう。
よければお試しあれ!